3.13.2011

光の筋


東北地方太平洋沖地震

僕もなす術がなかった。
TVのニュースなどで見る限り、すさまじい被害が及んでいる。

僕のいる地域は、幸いその地域ではなかった為
大きく揺れただけで済んだ。
それでも、恐怖を感じざるを獲ないほどの揺れで
初めてといっていいくらいの身の危険を感じた。

これまで遠くの国や、遠い地方での大きな地震をTVなどで
見ていたが、今回の体験で自分がどれだけ人事のように感じてしまっていたのかを
思い知らされた。
被災地の方々は、こんな思いをしていたのかと痛感すると同時に
はやくこのゆれが収まってくれと言うのと同時に
自分の身近の人々の安否が次々と、頭に浮かんだ。

情けないほど、そこには何も出来ないでいる自分がいた。
無力さ。絶望感。喪失感。言いようのない不安を
被災地の人々は、この何倍も感じていることだろう。

今もなお続く。その思いを想像「すると、とてつもなく悲痛に感じざるを獲ない。
それとともに、自らも恐怖を覚える。あの地震の揺れを思い出し、腹のそこが
恐怖の苦痛を感じさせる。

冷静に文章が書けない。
計り知れない。その言葉しか浮かばない。

ココに一つの、がある。
それは一本一本はとてもか弱く、千切れてしまいそう。
けど、幾数もの筋を束ねれば、強固な縄になる。
それで、一人でも救い出す事ができるかもしれない。

それを信じて、ひ弱な自身の糧を
ささやかな救援を僕は送った。

皆もこの、救いの糸を垂らして欲しい。
暗く、真っ暗な闇のそこから、救い出せるかも知れない。

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