3.10.2013

デジタルからアナログへの変換

ここ一年以内に買ったゲームで、まずはGOWⅢ



最初は買うつもりは無かったものの
ヤッパリ外せないでしょと言う事で、購入。

結論から言うと、面白いでした。はい。

さすがに、噂に違わぬ面白さでビックリしました。
これならファンができるのも、納得だと言うところです。

しかしながら、初プレイはいい物の
ヤッパリ二週目となると、う~んな感じは否めませんね。

ボクはこういうのを、ストーリーに寄ったゲームの弊害と
読んでるのですが(なんじゃそりゃw)、用は
そのソフトの持ってる、根幹のゲーム部分が
ストーリーなどの、付加価値要素に引っ張られると言う事です。

それはつまり、ゲームが付加価値要素に食われるというか
元々、別分野の物同士が上手く共存できず
否、最近だと付加価値が強すぎて、根幹である部分が
包まれちゃってると言う感じです。上手く伝わってるでしょうか?

なので二週目は余りやってません。

そして、最近ニンジャガイデンΣ1&2を買いました。

この2ゲームは、最初のインパクトこそ
GOWシリーズに劣るものの、繰り返し遊ぶに堪え得る
しっかりとしたゲームであると、やってみて
改めて認識しました。

このゲーム、一見するとストーリーやムービーなど
見せ方や演出が、GOWに比べると下手なんですが
ゲームの方は、コッチのが上です。
断言できます。

これは、面白いかどうかは別として
ゲームの部分が良くできているかどうかと言うことでの
例えですが。
もちろん人によって好みは有るでしょうが
GOWとニンジャガ、どちらが
飽きずに長く遊べるかといったら
ボクはニンジャガをと言います。

ニンジャガシリーズは、初代のXBOX版をはじめ
BLACK、2と、今の3意外は全部やってます。

では、ここからはちょっとニンジャガシリーズについて。

最近買った、Σの1&2ですが
只今挑戦中です。
改めてやっての、上記の結論ですが
感心するのは、もう発売されて何年も経ちますが
未だに、フトやりたくなってしまうゲームです。

自分が理想としてるゲームの形の一つですが
もしかしたら、これがその一つといえるかも知れません。
最近はそう思います。

そして、その理由の一つはディテールへの
こだわりじゃ無いでしょうか?

このゲームは、本当に細部まで良く作りこまれています。
オブジェクトの一つをとっても、壊れると
アイテムが出てきたりします。

まぁ、これはどのゲームにもあるかw


そうそう、ニンジャガアクションの
一つの特徴として、壁走りなどの
オブジェクトを使ったアクションが、多彩なことが
あげられます。オブジェクトへのこだわりは
きっと、その部分からによる物なんでしょうが

走ったり、ジャンプしたりできる箇所が多く
しかも、それを利用する攻撃も多彩で、また強力です。
まぁ、ニンジャならではなんでしょうが
それらのアクションがカッコよく決まるのも
魅力のひとつだと言えます。

それに加え、敵の賢さもあります。
このゲームの雑魚敵は、雑魚では有りません。
皆ともすれば、主人公を喰う力を持っています。
ガードを怠れば、恐らく1面目でもやられるでしょう。

ただここで言うのは、難しいから面白いと言う訳ではないです。
確かに、敵は賢く攻めてきますが、だからと言って
主役の性能を上回るというわけでは有りません。

主役のリュウ・ハヤブサは、ニンジャの中でも超忍の
いわゆるスーパーニンジャです。
プレイヤーは、そのニンジャを操る訳ですから
当然強いはずです。

このゲームで難しいのは、いかにして
その主役の能力を引き出すかにあって
敵を倒すことにあらず。

ちゃんとした攻防を身に着ければ
下手でもそれなりの戦いができるように
なってます。(ただし、難易度中位下による)

そして、慣れてくればカッコよく敵を蹴散らすことも
可能でしょう。
ここら辺は、ネット上で転がってる動画なんかで
確認もできるでしょう。


とりあえず、これで終わり。


前回の感情表現について。

絶賛された、ジョジョの泣きシーン。
確かにアレは感動させられました。

あの泣きシーンは、昨今のアニメやなんかでは
出せない”タメ”じゃないでしょうか?

人が泣くときって、実は自分で気付いてない時の方が
多いんじゃないかと思います。
気付かぬうちに、涙が流れている。
だから、号泣してしまうと思うのですが
どうでしょう。

昔の漫画家さんはそれをよく知ってます。

はじめの一歩なんかも呼んでて、そう思うのですが
感情表現が上手い作家さんほど、泣くシーンの
タメが上手い。

特に、人が死ぬなどの重いシチュエーションでは
案外すぐには涙は流さないのじゃないでしょうか?

まずは、その事実を受け入れるのに時間が掛かることと
また、泣きたくないって感情も働くんじゃないかと思います。
何故かって、人間は悲しい出来事は嬉しくないからです。
だから、悲しいという。

そもそも、現実に悲しい出来事で涙する、というのは
人間は割と、泣かないようにすると思います。

子供なら泣いてしまうかもしれませんが
大人なら尚のこと。

大人に成ればなるほど、人は感情を抑えるようになると
思うのですが、ある時、とても感情が抑え切れなくなった時に
ぶわっと、出てしまうんだと思います。

その、ぶわっと出てしまうタイミングが重要なんですが
よくある間違いが、友人の死などそれに遭遇した時点で
すぐに泣いてしまうパターン。

ジョジョも、最初涙を貯めているのですが
号泣はしてません。アレで正解。
あの時点では、確かにシーザーの死は認識してるものの
しかし、その証拠を見てるわけではないので
まだ実感が沸いてません。

そして、リサリサも同様。
シーザーの死を認識し、もしかしたらジョジョよりショックであるはずの
彼女をジョジョ以上に、非常に徹しさせることにより
後の崩れ落ちるシーンを、強調しています。

そして、あの名シーン。
「リサリサ、タバコが逆だぜ。」これで
リサリサが以下に動揺してるかを
つぶさにこちらに伝えています。


以下は、ごらんの通り。


人の死とは重いものです。
それが、近しい人であればあるほど。

だからこそ、確かな感情表現が必要とされるのですが
漫画に限らず、昔の作家さんはこういう感情表現が
的確だと思います。

今ほど、丁寧な感情表現が重要だなぁ
なんて思います。以上。

原作知らない人、アニメ見てない人ごめんなさい。

なんかタイトルのテーマはどこへやら?
ほんとはそっちの方について書きたかったです、はい。