10.08.2017

愛すべきコントローラー

もしかしたら、私はコントローラーフェチかも知れない。
そんな感情を抱かざるを得ない秋の夜長だが
前回のGC版バイオ0を購入に置いて触れて置かなければならいと思ったのが
GCのコントローラーだ。

最初に見たときはなんだ此の、ボタン形状と配置は・・・だった。
使いにくそうな、アンバランスな大きさのボタンと、そして独特すぎる配置。
なんか見た目も、ちゃちっぽい。私は勝手に、GCが売れないのは
このコントローラーの所為だ、と当時は勝手に思ってたものだった。

しかし、今回なぜそれを購入したかといえば
もちろんGCのゲームソフトをプレイする為だった。
WiiでGCのソフトをプレイする為には必須で
別売りのクラシックコントローラーでは出来ない。
未だに、中古でも1000円以上もするこのGCコントローラーを
買わねばならないとは正直、気が進まなかった。
ゲームをする為に、しぶしぶ買ったのだ。

ゲーム機の顔は、私はコントローラーだと、勝手に思っている。
どのゲーム機も、たとえ高性能で、ソフトが揃っていようと
コントローラーがイマイチではその魅力も半減する。
なぜなら、ゲームをしていて大事なのは、そのゲームの面白さと気持ちのよい
操作感があってこそではなかろうか。
かつて、ドリームキャストというSEGA発売のゲーム機があった。
私は持っていた。
ご存知の通り、SEGA最後のゲームハードとなった。
私はこの敗北最大の問題点は、コントローラーの持ち難さだと思っている。
持ち心地の悪さ、ボタン配置の悪さ、そして見た目の安っぽさ・・・。
長時間もっていると、手首が痛くなってくる。致命的だった。
そこで私は思い知ったのだ。コントローラーの重要性を。

ソフトは決して悪くなかった。
メジャー受けしそうにないソフトでもやってみると
面白いものが多かったと思う。
しかし、プレステ2王朝全盛だったあの時代では
どっちみちダメだったかもしれないが・・・。
それでもソフトそのものは、よく出来ていたものばかりだったので
惜しい存在だったと思う。

話が脱線しすぎたが
これまで様々なゲーム機のコントローラーに触れてきた。
古くからは、ファミコン・スーパーファミコン、プレステ1・2・3
ドリームキャスト、ネオジオ、XBOX初代・360
そしてWiiとGCなどなど(携帯ゲーム機は除く)。

その形状は様々で、まさしく「顔」だと思う。本体よりも見る機会が多いだろうし
間違ってないと思うが、まぁいい。勝手に思う。
私はこの中で、最も優れているコントーローラーはXBOXの物だと思う。
しかも、初代のXBOXのそれの握り心地は
非常に持ちやすいと言う印象だった。
初めてだったから余計にそう思ったのかもしれない。
見た目の印象は、ごつい・重いだったが、触ってみると
実にソフトな、手に優しい形状とデザイン。
ボタンの押しは、プレステなどに比べると、やや固めか。
しかしながら、指に負担はなくむしろ、しっかり押してる感があり
これまた気に入った。何より頑丈そうなのがいい。

私は、もうやらないが、かつてはゲームで上手くいかないときなどに
ついコントローラーをどこかへぶつけてしまうという
なんとも未熟な愚行を繰り返し、挙句破損させていた物だった。
このXBOXのコントローラーでも何度かやってしまっていたが
これは持ちこたえてくれた。
なんという作り、なんと言う優しさだろう。
かくして、私は、このコントローラーを愛してやまないのだった。<つづく>

これは、最近某中古店で買ったGCコントローラー。
安っぽい見た目とは裏腹に、そこそこの重量感がある。
いいコントローラーの条件として、適度な重さが有るのは大事だと思う。
また、独特のボタン配置もプレイしてみれば、気にならない
(とはいえ未だGCは2つのソフトしかプレイしてないが)。
とりあえず、今ではお気に入りの一つ。

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